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社員の手帳 7 ~植物が育たない原因~
2022.10.21
- 社員の手帳
日頃、私達ライフサポートチームは住まいに携わる中でたくさんの気付きがあります。
皆様にもこの気付きを小さなお話としてお伝えできればと思い、「社員の手帳」を始めました。
今回は観葉植物について。
住まいに彩りや癒しを与えてくれる観葉植物。
適切な育て方を知らずに育ててしまうと、
気が付いたら元気がなくなっていたなんていうこともあります。
サボテンなどの暑い所を好む植物もあれば、
パンジーなど寒いところで育つ植物があるように、
植物には個性があります。
水をあげれば勝手に成長していくのではなく、
その植物に合った育て方をしなければ十分に成長させることは難しいです。
そこで、植物が育たない原因の一部をご紹介します。
① 購入時から鉢を変えていない。
→実は購入時の鉢は、運搬や販売する際に適したものを使っているので、
実際に芽を出したり、花を咲かせるには窮屈な環境なのです。
そのままの鉢で育ててしまうと、よく育たなくなってしまうことがあります。
根が群れてしまって根腐れをおこしたり、成長を妨げるたりするからです。
《改善策》購入したら必ず鉢を変えましょう。
購入時の鉢より一回り大きい物を用意し、植替えをお勧めします。
窮屈な環境であるからという理由の他に、古い土を使用している場合があるからです。
古い土には害虫がいることもある為、植物に影響を及ぼすことがあるのです。
購入時の土をよく落としてから、新しい清潔な土で育てると良いでしょう。
また、春や秋の気温の穏やかな時に鉢替えをすると、植物への負担が少なく引越しができます。
冬になる前に鉢替えを済ませることもお勧めです。
② 水を与えすぎている
→新しい植物がやってくると、元気に育ってほしくて、
毎日水を与えている方はいらっしゃいませんか?
一般的に販売されている観葉植物は、
植物が水を与えるタイミングを教えてくれます。
《改善策》水やりにはタイミングがあります。
土の中には多くの微生物やたくさんの雑菌が存在します。
土の中が常に濡れて湿った状態でいるとその雑菌が繁殖したり、
カビが生えることがあり、根腐れなどを起こしてしまいます。
植物に水を与えるタイミングは“表面が乾いてから”が基本です。
また、日中の日差しが強い時に水を与えることは、
土の中がサウナ状態になってしまうため、根腐れの原因となります。
土の温度が低い時、朝方や日差しが落ち着いてきた頃がお勧めです。
③ 日光に当てすぎている
→植物は日光に当てることが大事!
、、、ですが、長時間日光を当てすぎると葉が日に焼けて
茶色く変色することがあります。
《改善策》置く場所を考えましょう。
サボテンなどの日光が大好きな植物も、
真夏の日差しに長時間当たっていると葉焼けを起こすことがあります。
葉焼けをしてしまって変色した葉は、元に戻りません。
一日中日光に当たる場所に置くのは葉焼けの原因となるので控えた方が良いですが、
かといって一切日光に当たらない場所は、光合成ができなく、元気な成育になりません。
まずはご自宅の観葉植物がどんな特性があるかを調べてみてはいかがでしょうか。
そして、その日の植物の状態をよく観察し、手をかけ、元気で強く美しい植物を育てましょう!