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社員の手帳 5  ~クローゼットの換気~

2022.07.08

  • 社員の手帳

日頃、私達ライフサポート室では住まいに携わる中でたくさんの気付きがあります。
皆様にもこの気付きを小さなお話としてお伝えできればと思い、「社員の手帳」を始めました。

今回はクローゼットについて。

ライフサポート通信vol.1ではカビの情報をお届けいたしました。
その後もインフォメーション内でも取り上げて、すっかりお馴染みの〈カビ〉や〈換気〉のお話。
永く住んでいただくために、やはり気にかけていただきたいところです。

「うちはいつも換気をしているから大丈夫!」と安心されている方、
クローゼットの中はいかがでしょうか?

部屋の換気を意識しているのにクローゼットは締め切っていて、
「気が付いたら大切なお洋服がカビだらけで、ショックだった」というお話は、
特に梅雨の時期、また夏にもよく聞くお悩みです。


<なぜクローゼットはカビが発生しやすいの?>
衣類などの布製品は水分を吸いやすく、布製品が入ったクローゼット内は湿気が溜まりやすいためです。
また、お部屋の間取りにも関係があります。
陽の光や風が入る南側の場所にはリビングなどの居室を配置することが多いため、
ウォークインクローゼットなど北側へと配置されることが多くなります。
(一方で、陽の光が入らない北側に配置するのは、布製品を日焼けから守ることができるというメリットもあります)


<調べてみました!>
クローゼットの湿気はどれくらいあるのか、
換気扇のついていないウォークインクローゼットに除湿器を設置し、どれくらいの水が取れるのかを調べてみました。
結果の写真はこのページの一番下PDFにて掲載いたしましたので、ぜひご覧ください。

日付:2022/7/7(木)
場所:ウォークインクローゼット(3畳ほど)
天気:晴れ
気温:最低気温23℃/最高気温30℃

<調べた結果>
約12時間で2.5ℓの水が取れました。

<まとめ>
除湿器を使用していなければ、2.5ℓもの水分がウォークインクローゼット内にとどまり、
カビの原因になっていたかもしれません。

クローゼットにはコンセントが設置されていないことが多いので、
除湿器が使えない場合もあります。

まずは1日1回。30分~1時間程度、クローゼットのドアを開けて換気をしてみましょう!
空気の入れ替えを行うことにより、カビ繁殖の予防にもなります。
住む人にとって快適に。そして、お洋服やバッグも永く愛用できるといいですね♬